女性獣医師応援ポータルサイトは、女性獣医師だけでなくすべての獣医師が活躍しやすい環境づくりをめざし、そのための幅広い情報(研修関係情報、ロールモデルの紹介、求人情報、eラーニング教材等)を提供する総合的な情報プラットフォームです。
●公務員分野:家畜伝染病の防疫、食品衛生監視などに従事
●産業動物分野:産業動動物(牛、豚等)の診療に従事
●小動物分野:愛玩動物(犬、猫等)の診療に従事
●その他:大学教員、製薬会社等、幅広い分野に従事
●獣医事に従事する獣医師のうち1/3以上(36.0%)が女性
●20代は半数以上、30~40代は約半数が女性
●女性獣医師の8.0%が無職
-20~50代:約6.5%(男性は約2.0%)
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男性獣医師 |
女性獣医師 |
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届出総数 |
無職数(割合) |
届出総数 |
無職数(割合) |
|
20代 |
1,615 |
50(3.1%) |
2,002 |
101(5.0%) |
30代 |
4,627 |
107(2.3%) |
3,818 |
286(7.5%) |
40代 |
4,432 |
47(1.1%) |
4,336 |
242(5.6%) |
50代 |
5,244 |
84(1.6%) |
2,574 |
205(8.0%) |
60代 |
5,727 |
739(12.9%) |
1,116 |
224(20.1%) |
70代 |
4,675 |
2,195(47.0%) |
289 |
74(25.6%) |
合計 |
26,320 |
3,222(12.2%) |
14,135 |
1,132(8.0%) |
獣医亊に従事しない者(無職)の割合は、20-50代において、男性獣医師で平均2.0%(1.1~3.1%)であるのに対し、女性獣医師では約6.5%(5.0~8.0%)であり、女性の無職の割合が高いことが分かります。
日本獣医師会は、平成25年に実態調査を行いました。その結果、①獣医師が抱えている不安、②離職理由、③求められる就業支援が明らかになりました。
女性獣医師の割合は今後も増加することが推察され、 それに伴って無職の女性獣医師数が増加すると、獣医療現場は機能しなくなってしまいます。
獣医学生の半数以上(58.9%)は女性なので、今後女性獣医師の割合はさらに増加することが予想されます。