女性獣医師応援ポータルサイト

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女性獣医師応援ポータルサイトとは

女性獣医師応援ポータルサイトとは、女性獣医師等の活躍促進のための幅広い情報(研修関係情報、ロールモデルの紹介、求人情報、eラーニング教材等)を一元的に提供する総合的な情報プラットフォームのことです。

現在、様々な分野で獣医師が活躍しており、活躍の場は多岐にわたっています。

また、近年、女性獣医師の割合は増加傾向にあります。
獣医事に従事する女性獣医師の割合は、平成20年12月末では約22.3%でしたが、平成30年では約32.7%に増加しており、特に、20歳代は半数、30~40歳代では半数近くが女性獣医師になっています。

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獣医師の現状

獣医師の現状

獣医師が活動している場所

獣医師が活動している場所

獣医事に従事する者(H30)

獣医事に従事する者のうち女性は約33%

20歳代は半数、30~40歳代は約半数が女性獣医師

10年前と比較して女性獣医師は約1.8倍
(H20年23.3%⇒H30年32.7%)

獣医事に従事する者(H26)

職域ごとに異なるものの、産業動物診療では約8%から約18%に増加するなど、各職域ともにこの10年間で女性の占める割合が増加しています。
獣医学系大学の在学者は約半数が女性であることから、女性獣医師のさらなる増加が見込まれています。

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女性獣医師の約8%が無職

年代別の獣医師数

女性獣医師の約6%が無職

その一方で、女性獣医師の約8%は無職となっており、男性獣医師の約1%と大きな差があります。
その要因の多くは「出産」「育児」による離職から、様々な理由などにより再就職が進まないことによるとされています。
このような状況を分析して要因を明らかにし、女性獣医師がより働きやすい環境づくりをめざすことは、すべての獣医師が働きやすい環境づくりにつながり、獣医師全体のワーク・ライフ・バランスの改善につながります。
日本獣医師会では、平成25年9月に女性獣医師支援特別委員会を設置し、平成27年5月まで議論を重ねてきました。
平成26年には「獣医師の就業環境等に関する現況調査」を実施し、調査結果や委員らの経験をもとに議論を進め、現状と課題、必要と考えられる対策等について中間報告としてまとめました。

また、平成27年2月には「平成26年度獣医学術学会年次大会(岡山)」にて、シンポジウム「すべての獣医師がより活躍できる環境づくりに向けて-女性獣医師の就業現場から-」を開催しました。

平成27年5月に、シンポジウムの成果や現況調査の分析結果を含めた特別委員会最終報告として、「女性獣医師がより活躍できる環境づくりに向けて-獣医師全体のワーク・ライフ・バランス改善のために-」を取りまとめ、今後必要と考えられる具体的な取組み等について提案しました。

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女性獣医師をめぐる現状と課題、就業支援対策

女性獣医師をめぐる現状と課題、就業支援対策

平成27年11月には、前期特別委員会の最終報告で提案された対応策の実現に向けた具体的な検討をするために、女性獣医師支援対策検討委員会を職域総合部会の個別委員会として設置しました。
具体的な取組みとしては、農林水産省補助事業「獣医療提供体制整備推進総合対策事業」のうち、「管理獣医師等育成支援事業・獣医師就業支援対策事業」の枠組みの中で、就業支援研修や、雇用者向けセミナー・獣医学生向けセミナーの開催のほか、女性獣医師の活躍促進のための幅広い情報を一元的に提供する、本ポータルサイトを構築し、ロールモデルの紹介、セミナー・研修情報や求人情報、eラーニング教材の提供等を進めました。
提案された対策を実現するために、対策の具体的な進め方、さらなる課題について議論し、対策を進め、進捗状況と残された課題等を平成29年6月に報告書「女性獣医師がより活躍できる環境づくりの推進-獣医師全体のワーク・ライフ・バランス改善のために-」にまとめました。

平成29年12月に、第2期目の「女性獣医師支援対策検討委員会」を設置し、これまでの委員会の報告書で提案された対策について議論を重ね、農林水産省補助事業「獣医療提供体制整備推進総合対策事業」を活用し可能な限り対策を進めました。取り組んだ対策等について、①女性獣医師の活躍推進のための理解醸成、②仕事を続けやすい環境づくり、③復職しやすい環境づくり、④情報プラットフォームの充実及び⑤平成29年の提案、加えて、女性獣医師の獣医師会加入推進につなげたい新たな提案を、令和元年6月に報告書「獣医師の働き方改革の推進-女性獣医師活躍推進のために-」に取りまとめました。

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